市場調査が実施された後は、調査データを集計します。
持ち帰られた調査データは、主に2種類の性質のデータに分類されます。
その1つは、数値で集計・分析することのできるデータです。
このデータのことを、「定量データ」と言います。
企業などの事業活動においては、この定量データを基に経営判断するものなので、市場調査の上で最も大切な情報と言うことができます。
アンケートなどの調査票の質問が、いくつかの選択肢で選ばせる形式のものが多いのは、定量データの方が集計し分析しやすいからです。
アンケートのほか、例えば商品別・店舗別の売上データや顧客の属性情報(性別・居住地域・職業など)なども定量データに当たります。
もう1つは、定量データ以外の文章・画像・音声・映像などのデータです。
これらのデータのことを、「定性データ」と言います。
定性データは、定量データのような集計・分析ができないため、経営判断など比較的大きな結論を出すための材料としては不向きなものです。
経営者よりも、顧客に密接して市場調査を仕事としている、マーケターと呼ばれる職種の人が大切にする情報です。
集計が終わると、次は定量データの平均値や分布などを見る分析に入ります。
分析の方法によっては、思いもよらぬ事実を発見することができることもありますが、市場調査の集計を分析することは、一般的に難しいと言われ、分析者の判断力によってその結論が大きく左右すると言われています。
集計された定量データ・定性データを分析する方法として、ソフトウェアなどを使う方法もあるようです。
市場調査の本来の目的はその分析結果を活かすことにあるため、市場調査そのものよりも、事前の目的の明確化や事後の活用の方が難しいようです。
市場調査とは何か?
最終消費者に商品を流すための調査分析をおこなうものです。
市場調査は、単に消費者の意向を把握するだけのものではありません。
市場調査(マーケット・リサーチ)とは、ただ消費者の動向を調査するだけでなく、市場全般の調査を、科学的に遂行するための資料の収集、分析をするものです。市場調査は、マーケティング・リサーチといえます
マーケットは市場(いちば)ではありません。マーケット、市場を一口でいえば、「消費者の集まり」になります。わかりやすくするために、準拠項目に分類すると、首都圏であるとか、京阪地区というように、地域的に把握される場合もあります。スポーツ・マーケットのように、業界分野とか、高齢とか若年者市場のように年齢的なもののように、わけて理解することも可能です。
フィリップ・コトラー(Philip Kotler、1931年 - )は、アメリカ合衆国の経営学者です。シカゴ大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得。ノースウェスタン大学ケロッグ・スクール教授。現代マーケティングの第一人者として知られいます。日本でも数多くの著書が翻訳されるとともに、解説本なども出版されています。ワタミ社長渡邉美樹氏、神田昌典氏等、多くの著名人がバイブルとしてコトラーの書いた本を読んでいます。
顧客のセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングを説くSTP理論や、マーケティングの4Pにpeople・processes・physical evidenceを加えた7P理論などが有名。
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